

腰痛に関係する筋肉⑦大殿筋
そうそう腰痛に関係する筋肉で大事な筋肉を忘れていました。それが今回取り上げる「大殿筋」です。 この筋肉は、臀部の一番表面にあり、スポーツなどで脚を使って移動する時、例えばダッシュをしたり階段を上ったり、また移動は無くてもグッと踏ん張ったりする動作で常に使われる重要な筋肉です...


腰痛に関係する筋肉⑥梨状筋
今回は洋梨のような形をしている梨状筋です。この筋肉もあまり聞いたことがない方が多いと思われます。 梨状筋の働きは、股関節を外旋させる事、具体的にはつま先を外側に向ける方向に股関節を捻じる動きです。様々な方向に動くスポーツ選手などがよく発達しています。...


腰痛に関係する筋肉⑤内外腹斜筋腹横筋
ウエストのくびれを作る筋肉群です(図は外腹斜筋)。 ただそれぞれ筋繊維の方向が違っていて、図の外腹斜筋は前から後ろに行くにしたがって上方向に、内腹斜筋は下方向に、腹横筋は真横にと筋繊維が走っています。つまり三方向に糸が張られたメッシュ素材のような構造になっています。言い換え...


腰痛に関係する筋肉④腓腹筋
今回は腓腹筋、いわゆるふくらはぎの筋肉です。ひどい腰痛の方はここがパンパンになっていることが多々あります。腓腹筋が硬くなると、歩く時に足首が柔軟に使えなくなります。車でいえば地面からの衝撃を吸収するショックアブソーバーが渋くなりうまく動かない状態です。そうすると歩いた時の衝...


腰痛に関係する筋肉③ハムストリングス
今回はハムストリングスです。これは大腿の裏側の三つの筋肉の総称です。図は右ももを後ろから見たところですが、外側(図では右側)が大腿二頭筋、真ん中が半腱様筋、その内側から裏にあるのが半膜様筋になります。 主な働きは膝関節の屈曲と、股関節の伸展。具体的には階段をダッシュで駆け上...


腰痛に関係する筋肉②中殿筋
あまり一般には聞きなれない名前の中殿筋ですが、腰回りの動きに関してとても大切な筋肉です(図は骨盤を右から見たところです)。 主な働きは立っている時に脚を横に挙げる動き、ブルース・リーの横蹴りの時に使われる筋肉です。え?それが大切?と思われるでしょうが、実は中殿筋にはもう一つ...


腰痛に関係する筋肉①腸腰筋
今回から腰痛に関する筋肉シリーズを連載します。第一回目はからだやでも重要視する腸腰筋です。ちなみに腸腰筋とは腸骨筋と大腰筋を二つ合わせた呼び名です。図では☆印が付いているのが腸骨筋、横の腰椎から股関節の方に細長く伸びているのが大腰筋になります。...