自分の頭で考える事
11月3日は興味深いアンケートが朝日新聞と読売新聞に掲載されていました。(2紙購読しています)
まず最初は左の記事から。これは読売新聞の一面ですが、トップに
憲法改正「必要」73%
とあります。続いて下の記事、これは同日の朝日新聞のアンケート結果の記事ですが、
憲法改正「容認」37%(青)
「否定」56%(黒)
となっています。新聞によってこんなにアンケート結果が変わってくるものでしょうか。
ここでよく記事を読んでみると、読売新聞のアンケートは国会議員対象のものと分かります。自民党議員が多数を占める国会議員対象では当然この数字になるでしょうね。
一方朝日新聞はどうでしょうか。こちらは過去から現在にかけての国民の改憲に対する意識を折れ線グラフで表示しています。 しかもわざわざ「安保関連法成立」の年をグラフに書き込んでいます。
はっきり言ってしまうと、どちらの新聞も自分たちの主張に都合のいい形で情報を提示しているのです。読売新聞ははあたかも国民の73%が憲法改正に賛成しているかのように、朝日新聞は安保関連法案をきっかけに世論が憲法改正に反対へと大きく傾いたと思わせるように。
世の中にはインターネットをはじめ、いろんな情報が渦巻いています。大切なのは、こういった情報や記事をうのみにせず、自分の頭でしっかり考えないと、いいように操られてしまう可能性があるという事です。
今回はそういう意味で非常に興味深い記事でした。
多摩市多摩センターの整体院身体均整堂からだや