四十肩、五十肩と整体
ここ一か月、冷え込んでいるせいか肩の違和感を訴える方が増えています。
例えば服の脱ぎ着の時に軽い痛みが出たり、押し入れの上のものを取ったら後で肩が重くなったりなどの症状です。このような場合、四十肩、五十肩の一歩手前かもしれません。
一口に四十肩、五十肩と言っても、原因は様々で、筋肉の負担の蓄積や炎症によるもの、潤滑液の入っている滑液包の炎症によるもの、肩関節が微妙に前方にずれることによって起きるものなどがありますが、
「肩に痛みがあり、動きに制限のあるもの」
を総称して便宜上四十肩、五十肩と呼んでいるのです(正式な「診断名」ではありません)。
また、いずれの場合もこじらせてしまうと完治に1年や1年半かかることもあります。そう、つまり「早い段階で適切な対応」をすることが大事なのです。特に、関節の可動域が狭くなると関節や筋肉にかかる負担が一層増すため、どんどん悪化してしまうことがあります。
四十肩、五十肩の治療のポイントは、
「関節可動域の改善」
にあります。違和感があるからと言って使わないでいると筋肉が弱くなり逆に回復が遅れます。かといって無理をして使うと場合によっては負担が大きく炎症が広がってしまうこともあります。
ならばどうするか。「他人の手によってゆっくりと関節の可動域を広げてもらう」のが正解です。可動域を広げたうえで自分で使うようにすれば、楽に使える範囲が広くなっているために痛みも出にくくなります。ただし、専門的な知識のない人に動かしてもらうと余計痛めてしまうこともあるので要注意です。
からだやにはそのノウハウがあります。肩に違和感を感じたらお早めに。
多摩市多摩センターの整体院身体均整堂からだや