うつヌケ
お客様からすすめて頂いた「うつヌケ」。この本は、「うつ」を経験した人々のうつになったきっかけと、そこから回復する過程をマンガ形式で紹介しています。連載していた「文芸カドカワ」では結構な反響があったとか。
詳細は本書にお任せしますが、うつのきっかけは「自己否定」、そしてうつからの回復には「自己肯定」が必要なことがうかがえます。
また、先月ここで触れたように、気温や気圧の激しい変化が症状を悪化させることは間違いないようです。春先や秋口に不調を訴える方が増えるのも納得がいきます。
本書はうつ関連の本としてはとてもとっつきやすくいい本なのですが、注意点が一つ。実際のうつの過程がそのまま記載されているので、感受性の強い方だと何人ものうつの体験談をさも自分自身の体験かのように受け止めてしまうかもしれません。そのために本書を読むときは「いっぺんに全て読まない事」、これがとても大事です。
ちなみに著者は、手塚治のパロディマンガで有名な田中圭一氏(うつ経験者)です。
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